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2023-02-01
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アイテム情報
刊年
1823
出版者
河内屋長兵衛
出版地
大阪
出版日付
文政6[1823]
書名
和州諸將軍傳, 13巻
巻号次
5
別書名
和州諸将軍伝
著者名
閑雲子
形状・法量
10冊 ; 26cm
注記
稀覯本に準じる和古書につき記述対象資料毎に書誌作成
刊本
和装. 袋綴じ
1帙
13巻13冊。戦国期における大和の諸豪族の事跡を記したもの。
序文に「宝永丙戌(宝永3年)秋八月十一日遊客閑雲子謹誌」、跋文に「宝永四丁亥(1707)初春五日閑士漱石書」と見え、 「大坂高麗橋西 油屋與兵衛 同名安上平右衛門板行」と記す。
日本地名学研究所藏本(『奈良県史料』第2巻)
には、 「書林 大坂心斎橋順慶町敦賀屋九兵衛彫刻」とあり、板行元が異なる。
内容は「大和軍記」や「大和軍戦聞書」等によって諸将諸士の出自地、家系、句碑、説話、事跡などを列挙。
巻1・2は筒井伝。
巻3は筒井・松永両氏の抗争が中心。
巻4・5・6・7は信長時代。
巻8・9・10・11と巻12の前半は秀吉時代。
巻12の後半と巻13は慶長5年(1600)から元和元年(1615)の筒井氏の滅亡で終わる。
信長以後は凡例に「大和ノ事ニアラズト云ヘトモ此時世ニアタレル諸国ノ軍旅ノ大ナルハ是ヲ記セリ」とあるように他国の出来事も多く述べる。
江戸中期に編纂されたものなので、利用に慎重でなければならないが、筒井伝は筒井氏一族の研究の史料ともなる。
また、三好・松永の大仏夜軍並びに大仏殿炎上や秀長の春日詣の道記などが詳細。
本館藏本には虫損がある。
なお、本書とほぼ同じ内容のものに「
増補筒井家記
」がある。
件名
伝記 -- 奈良県
日本 -- 歴史 -- 室町時代
請求記号
281.65-ワシユ-5
資料ID
151260684
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
ふるさとコレクション
003 和州諸將軍傳, 13巻(和州諸将軍伝)
NCID
BA5336673X
DOI
10.20730/100313979