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(
2023-12-01
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アイテム情報
絵図名
伊勢両宮大和国御陵並名所古蹟一覧図
刊年
1885
出版者
[出版者不明]
出版地
[出版地不明]
出版日付
明治18[1885]
形状
1枚 ; 37×52cm
解題・関連資料等
明治18年(1885)に中沢治平が編集・出版した大和を中心とした名所古跡一覧図。道中双六風に大阪から伊勢神宮までの順路と街道沿いの名所を示し、大和の御陵33陵の所在を図示する。村名・宿所名・名所・御陵名は、小判形や長方形の黄色や赤色の中に墨刷りし、道は赤色、川は薄水色にする合羽刷り一枚図である。順路は、大阪を出発し、西高野街道から紀伊見峠を越えて橋本に至り、橋本から高野山への道と、五條を通り大和街道(伊勢南街道)から吉野、大峯・山上への道を示す。吉野からは、多武峯、岡寺、橘寺、飛鳥、安倍の名所をめぐり、伊勢街道(横大路)を八木、高田と進み、當麻寺、達磨寺、龍田、官幣大社龍田社を経て、法隆寺から郡山へ出て、西ノ京、唐招提寺を見て尼ヶ辻に至り、菅原、西大寺、法華寺を通り奈良に到着する。さらに、上街道沿いの官幣大社の石上宮・大和社・三輪社をめぐり、長谷寺に行き、榛原から青越伊勢街道で外宮、内宮に至るコースである。本図に載せる広瀬・龍田・石上・大和・大神の各官幣大社は明治4年に指定。大和の名所案内図に御陵を載せる様になるのは、文久の修陵以後で、明治に入ると御陵を明記する案内図が一般化する。
注記
彩色
請求記号
T-3-162
資料ID
556007101
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
神社