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2023-02-05
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アイテム情報
刊年
1823
出版者
絵図屋庄八
出版地
[奈良]
出版日付
文政6[1823]
絵図名
西国巡礼道中図
形状
1枚 ; 60×68cm
内容注記
南都大仏前の絵図屋庄八が文政6年(1823)に出版した西国三十三所道中図。 図柄は、当館蔵の文化9年(1812)の「
[西国三十三カ所めぐり絵図] [T-1-61]
」と同じ。
筒井家史料目録
によれば、宝暦4年(1754)の「西国三十三所巡礼道法絵図」が一番古く (『
筒井家史料目録(版本・記録類) 奈良市歴史資料調査報告書 15
』)、 同じ図柄の絵図を嘉永年間まで何回も発行しているので好評であったらしい (吉海直人「絵図屋庄八」について : 近世以降の奈良出版文化史管見」『同志社女子大学学術研究年報』44-4、 奈良大学総合研究所編『
奈良大仏前絵図屋筒井家刻成絵図集成
』)。 絵図屋は、近世後期の旅行の流行の中で、道案内と土産物と兼ねた手軽な奈良名所案内や絵図を刊行。 本図は、伊勢山田を出発して一番札所の紀伊那智山から三十三番の美濃谷汲山までの巡礼道を示し、国名と札所は黒地に白抜きの文字で記入。 宿には▲印を付け、宿場間の距離を記し、三十三所観音霊場以外の名所参所は〇印で示す。「じゆんれい道のり」の一覧表には各札所の道のりを列記し、 「なち山よりたにぐみまて道のり合て二百三十二り余」と記す。 讃岐の丸亀から大坂・高砂までの航路や、東海道の宮から桑名までの舟の道のりも書かれ、四国や東海道方面からの旅行者にも配慮している。
いせ大和まハり名所絵図道のり 安永6[1777] [T-1-64]
[西国三十三ヶ所めぐり絵図] 文化9[1812] [T-1-61]
西国巡礼道中図 文政6[1823] [T-3-158]
注記
色調: 彩色
請求記号
T-3-158
資料ID
556007097
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
名所