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2023-09-29
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アイテム情報
絵図名
[大和国宇智郡北山村入会・秣場之図]
絵図名ヨミ
ヤマトノクニ ウチグン キタヤマムラ イリアイ・マグサバ ノ ズ
刊年
1860
出版者
[出版者不明]
出版地
[出版地不明]
出版日付
萬延1[1860]
形状
1枚 ; 42×56cm
解題・関連資料等
万延元年(1860)8月に上之、北山、岡、南岡、近内、居伝、久留野の村役人が連署した高谷山付近の秣場絵図。 秣場は採草地の称で、複数の村が共同採取することが多い。採草目的は、田畑への刈敷きにあり、薪の供給源でもあった。 高谷山(930メ-トル)は金剛山脈に属し、北宇智の背後に聳え立つ。延宝6年(1678)の高谷山図面には北山領となっており、山庄屋を勤める北山村が、 山年貢を久留野村・近内村・居伝村・岡村・南岡村・須恵村に割付けて代官所に上納。これらの村は、山年貢を北山村に納めることによって立ち入りを許されていた。 図中によると、「北山領高谷山秣場」が大部分を占め、「上之村領ふと根秣山」との間の高谷山の長尾東原が北山・岡・上之3カ村の入会、 上之村領の葛城山の長尾西原は上之・北山入会であった。高谷秣柴山は北山村の小物成場で、北山・久留野・近内・居伝・上之・西久留野6カ村立会の秣刈取りに関わる 係争が京都町奉行に持ち込まれている。 安政6年(1859)10月に東久留野村(久留野村)と西久留野村の間に高谷山取締規約書を取り交わしている。この論争は、大正4年に入会権を解消する契約書を交わすまで続く (「
北宇智村誌
」)。
注記
彩色
請求記号
T-3-154
資料ID
556007091
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
古地図・地図