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2023-09-28
13:06 集計
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アイテム情報
絵図名
[大和国絵図]
絵図名ヨミ
ヤマト ノ クニ エズ
刊年
1---
出版者
[書写者不明]
出版地
[書写地不明]
出版日付
[江戸後期][写]
形状
1枚 ; 82×55cm
解題・関連資料等
年号の記載はないが、江戸後期の大和の筆写図。大和川と吉野川の間を広く描き、吉野郡は山上ヶ岳以南を省く。川は墨の二重線に薄い黄土色、道は朱色で、墨線で郡界を示す。地名は黄色の小判形の枠に入れ、奈良は正方形の大きな枠に記入。当麻寺・達磨寺・立野・龍田・法隆寺・西大寺・唐招提寺・薬師寺・春日・三輪・初瀬・多武峯・吉野山・山上は、鳥居や堂舎を、郡山城や高取城は城を、土佐や小泉・柳本・芝村の陣屋は門を描く。記入する地名は、宇智郡28・葛上郡25・添上郡20・吉野郡18・十市郡12・葛下郡10で、計121である。しかし、宇陀・高市・式上・山辺・平群・式下の各郡には地名の記入がなく地域的な片寄りがある。一方、大坂からの峠は、十三越、関屋越、岩屋越の三ケ所記入。記入地名は、朱色の線(道)で結ばれているが、主要宿場の記入はない。奈良の東の道と地名の連なりは、月ケ瀬梅渓への道順と思われるが、街道から離れた村も経由する。他の箇所でも同じで、小和を十和に岨村を組村と書くなどの間違いもある。本図は文化年間のものとして当館が購入。芝村藩の陣屋が芝村にあるので、藩庁を移転した延享2(1745)以降の絵図であることがわかる。
注記
彩色
請求記号
T-3-150
資料ID
556007087
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
古地図・地図