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(
2023-06-04
14:08 集計
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アイテム情報
絵図名
奈良御案内
刊年
19--
出版者
[出版者不明]
出版地
[出版地不明]
出版日付
昭和3-9年
形状
1枚 ; 13×16cm
解題
鹿や五重塔、もみじなどを図案化した表紙に「奈良御案内」と記す。 裏表紙は大軌・参宮・奈良電車の沿線図を載せ、見開きの右には奈良市内遊覧図、左に奈良県物産館の案内がある。 奈良市内遊覧図に見える六十八銀行は、昭和9年6月に南都銀行になり (『
南都銀行小史
』)、 商品陳列所(旧奈良県物産陳列所・現奈良国立博物館仏教美術資料研究センター)は、同9年3月に奈良県立商工館と改称している (『
奈良の近代史年表
』)。 一方、沿線図に見える西大寺・京都間の線路(現近鉄)が開通したのは同3年11月であるので (『
奈良電鉄社史
』)、 同3年から同9年の奈良県物産館のパンフレットであることが分かる。奈良県物産館は東向通りの「電車終点のりば前(現近鉄奈良駅)」にあり、 「県市援助の下に」奈良の一刀彫・墨・筆・奈良曝などの物産を展示し、土産物を販売していた。 遊覧図には遊覧コースを矢印で示し「遊覧は矢ノ方向ニ進ムベシ」と記す。これによれば、大軌終点から東向通りを南下、三条通りを東に進み、南円堂、猿沢池、 春日神社本社・若宮と進み、そこから北の手向山八幡宮、三月堂、二月堂、大鐘、大仏、南大門を見て、大軌終点電車のりばに戻るのが推奨観光ルートであった。
注記
裏表
色調: 彩色
請求記号
T-3-147
資料ID
556007084
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
名所