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2023-12-05
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アイテム情報
絵図名
和州高市郡橘寺道中記太志講
絵図名ヨミ
ワシュウ タカイチグン タチバナデラ ドウチュウキ タイシコウ
刊年
1874
出版者
[太志講の講元世話方]
出版地
[出版地不明]
出版日付
明治7[1874]
形状
1枚 ; 38×53cm
解題・関連資料等
明治7年に太志講の講元世話方が発行した橘寺参詣道中案内図。 右下には講元世話方の名で「道中宿々江講札相渡置候間、提札御持参被成候人者丁寧ニ仕候間、何分定宿へ御泊り可被下候、以上」と記す。 図中に記入する宿屋は、太志講の指定旅館で、旅館には講札を渡しておき、講員は提札を見せて定宿に泊まる仕組みである。 橘寺参詣といっても名所に立ち寄りながらの参詣なので、神社・名所古跡・宮寺を載せ、「橘寺より諸方道法」の一覧を掲げる。 図中には、大阪から暗越奈良(大阪)街道、亀瀬越奈良(大阪)街道、関屋越奈良(大阪)街道、竹内越奈良(大阪)街道と、 奈良から三輪方面へ向かう上街道の宿村に一軒づつ宿屋名を記す。 奈良の旅宿は大黒や吉兵衛、三輪の旅宿は竹田や甚七というように、太志講の定宿が一覧でき、休憩する茶店も載せる。 定宿の配置から見て、大阪から橘寺への参詣コースは、奈良を経由するコースと高田・八木を経由するコースがあり、 前者は暗越えと亀瀬越え、後者は関屋越えと竹内越えのコースであった。 なお、本図の発行は、元治元年(1864)から明治13年の間の橘寺再建の時期(亀田博「橘寺の沿革と伽藍」 『
堅田直先生古稀記念論文集
』所収)に重なっている。
注記
色調: モノクロ
請求記号
T-3-134
資料ID
556007071
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
寺院