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(
2023-12-02
07:13 集計
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アイテム情報
絵図名
布畱之圖
絵図名ヨミ
フル ノ ズ
絵図別名
布留之図
刊年
1---
出版者
[出版者不明]
出版地
[出版地不明]
出版日付
[江戸後期]
形状
1枚 ; 44×59cm
解題・関連資料等
石上神宮社頭・参道を描いた木版墨刷り絵図で、神仏分離以前の景観を示す。西は、上街道沿いの川原城村の大鳥居から東へ三島村・庄屋敷村・布留村と続く参道が描かれ、東は桃尾道や二本松を遠望する。同社は、石上神社・布留明神・岩上明神・布留六社大明神・布留明神・布留社とも称す。祭神は、神武天皇が東征のとき熊野で邪神を平らげたという布都御魂剣。物部氏はこれを同族の信仰の中心にして、歴代天皇に仕えたという。古来、皇室から刀剣が奉納され、兵器貯蔵庫としての性格をもつ。近代まで神殿を持たず、背後の布留山が神体とされ、中世には、当社を中心に布留郷(52ヶ村)を形成、鎮座地布留を宮本郷と称し、郷村団結の中核となる。郷中には32寺の宮寺(中筋と称す)があり、明治の神仏分離まで中筋寺と別当神宮寺の永久寺・竜福寺は、輪番で当社境内の神宮寺で社僧を勤めていた。図中には、中筋寺の一つ良因寺を描く。また、拝殿に「大宮」と記入する。神宮境内の東には塀で囲まれた一画に「神宮寺」とあり、「護摩堂」も見える。右下には大小の年中行事を記載。明治4年官幣大社に列せられ、同16年神宮号の復称が許された。現在禁足地の北西隅にある校倉造りの神庫は図中では舞殿の西にある。
注記
和漢古書につき記述対象資料毎に書誌レコード作成
内題「布畱之圖」
右下に「年中行事/正月八日小神事 十五日御田神事/ [二月以下略] 」とあり
内容: 石上神宮の図。川原城村の大鳥居より二本松・桃尾道までを記す
版式: 四周単辺
モノクロ
請求記号
T-2-91
資料ID
556007028
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
その他