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2023-09-28
14:07 集計
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アイテム情報
絵図名
[大和国明細地図]
刊年
1---
出版者
[出版者不明]
出版地
[出版地不明]
出版日付
[江戸期]
形状
1枚 ; 99.5×70cm
解題・関連資料等
肉筆で彩色を施した大和国絵図で、江戸期の作成と見られる。 大和一国の版行図は、
享保20年(1735)
[T-2-106]・安永5年(1776)
[T-1-73]
[T-1-74]
[T-1-75]
・ 嘉永元年(1848)の三回、大和國細見圖として上梓されている。 これらの細見図は、名称のない山は低く描き、大峰山脈の山名の付された山々をデフォルメして山容を描いている (小田匡保「大和国絵図に描かれた大峰 : 山岳聖域に関する地理的知識伝播の一例」『駒沢地理』No.34)。 本図もこれと同じように、修験のメッカである金峯山・大峯山の山々を岩山のように描いている。道は赤い線で示し、山は薄緑色で輪郭を描き、川は水色。 紀伊国との堺に肌色、伊勢国との堺に黄緑、山城との堺に薄茶、河内との堺に薄い青色を施す。 村名が詳細に書き込まれているが、版行細見図にある郡の境界線がない。 そのかわり、高市郡の村名には柿色、宇智郡・山辺郡・広瀬郡の村名には黄色、葛上郡・城下郡・宇陀郡・添上郡の村名には桃色、忍海郡・十市郡の村名には薄い青色、 葛下郡の村名には薄い赤色を彩色。東大寺・興福寺・春日社は四角で囲み、郡山城は「郡山町御城」と書いて四角で囲む。 壷坂寺や吉野山蔵王堂・高取城は建物の形を描写する。 なお、本図は、当館の前身の戦捷記念図書館が明治43年(1910)に受け入れた絵図である。
[大和国絵図]
享保3[1718] [T-2-88]
大和國細見圖
享保20[1735] [T-2-106]
大和國細見圖
安永5[1776] [T-1-73]
大和國細見圖
安永5[1776] [T-1-74]
大和國細見圖
安永5[1776] [T-1-75]
注記
彩色
請求記号
T-1-83
資料ID
556007020
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
古地図・地図