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2022-08-10
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アイテム情報
刊年
18--
出版者
[出版者不明]
出版地
[出版地不明]
出版日付
[明治期以降]
絵図名
[郡山城及城下町]写
形状
1舗 ; 80×101.1cm
内容注記
郡山城は、天正8年(1580)に筒井順慶が織田信長から郡山城を与えられて入部したことに始まる。築城は、天正13年9月に豊臣秀長の居城になってから本格的に行われ、文禄4年(1595)に20万石で入部した増田長盛は外堀と土居を構築した。関ケ原の戦いで徳川氏の覇権が確立し、西軍に味方した増田長盛の所領は没収され、廃城になったが、元和元年(1615)豊臣氏が滅亡すると京都・奈良に近い枢要の地として郡山城に譜代大名が封ぜられた。まず最初水野勝成(6万石)が、続いて同5年から松平忠明(12万石)が20カ年在城。以後本多氏(19万石)が40ケ年、松平氏(8万石)が7ケ年、本多氏(12万石)が38ケ年と続き、享保9年(1724)から幕末まで144年間が柳沢氏(15万石)の時代であった。本図は、道が茶色、池や堀に青、土手に緑、町屋にうすい黄色、寺社地に桃色を塗り、侍屋敷には人名を書いている。郡山城下は侍屋敷が内城周辺の丘上に町屋敷は平野部を占め、東南部の屈折した堀端に寺院が多く配置されている。「安政年間和州郡山藩家中図」(柳沢文庫蔵)の五軒屋敷(家老屋敷と評定所)の人名が本図と同時期のものと見られるが、鉛筆で下地の輪郭を描いているので明治期以降の写であろう。参考文献『
郡山町史
』『
大和郡山市史
』。
注記
色調: 彩色
請求記号
T-1-47
資料ID
556006983
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
城