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2023-12-05
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アイテム情報
絵図名
東大寺供養會
絵図名ヨミ
トウダイジ クヨウエ
絵図別名
東大寺供養会
著者
徳田,祐義
刊年
1915
出版者
東大寺々務所
出版地
[奈良]
出版日付
大正4[1915].4
形状
1枚 ; 39.5×54cm
解題・関連資料等
本図は、大正4年4月に徳田祐義の著作で、東大寺々務所が再版した大仏供養会図。右上には大仏供養会の由緒を記し、本図上梓の目的を「明治三十六年重ねて殿堂の大修理に着手し、十余の歳月と七十余万の巨財を算して、全く茲に功を竣へたれば、大正四年五月二日より一七日間天平の昔を偲ぶべき荘厳具足盛観天下に冠絶せる大仏供養の大法会を勤修せむとす、故に、ここにその一斑を梓に上し、以て舎那広大の恩徳を讚し奉り併せて其光景を後世に伝えんとて斯くなん」と記す。宝永6年(1709)に完成して落慶供養が行われた大仏殿も、明治3年ごろには、屋根は破れ、軒はかたむき雨露は全般へ影響を及ぼすようになっていた(平岡定海著『東大寺』)。日清・日露戦争でなかなか進まなかった修理も、明治44年5月2日に聖武天皇の御忌を期して上棟式が、大正4年5月2日から大仏殿落慶供養が盛大に行われた。本図は、構図は違うが舞楽の舞姿や中門から入る行列の服装が宝永6年の大仏殿落慶供養図屏風(東大寺蔵)とよく似ている。恐らく、落慶供養会を前にして、その盛儀を一般に紹介するためにこの屏風を参考にして作成したものであろう。
注記
大正3年発行の再版
色調: 彩色
請求記号
T-1-30
資料ID
556006966
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
寺院