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(
2023-12-05
09:02 集計
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アイテム情報
絵図名
南都七大寺随一元興寺
絵図名ヨミ
ナントシチダイジ ズイイチ ガンゴウジ
刊年
1---
出版者
[出版者不明]
出版地
[出版地不明]
出版日付
[江戸後期]
形状
1枚 , 25×17cm
解題・関連資料等
元興寺は、南都七大寺の一つ。日本最初の寺として建立された法興寺(飛鳥寺)が平城京に移って元興寺と改称される。新元興寺とも称し、興福寺を北寺というのに対して南寺と呼ばれた。奈良時代は東大寺につぐ高い寺格をもっていたが、平安時代以降は衰退し、室町時代には、宝徳3年(1451)10月の土一揆による火災で、金堂・小塔院を焼失するなど主要な堂塔が多数なくなった。安政6年(1859)2月には、観音堂・五重塔を焼失したが、五重塔はその後も再建されず、今は元興寺(華厳宗)内に基壇と礎石を残すだけである。本図はこの五重塔を描き、「石壇九間二尺四方」「柱外法五間二尺五寸四方」「一重目軒十二間二尺八寸」「露盤八尺四方」「真木露盤ノ上ヨリ玉マテ高サ六間二尺」「真木長サ四十間通リ木マハリ一丈六尺」「水煙長サ八尺」「輪指渡シ六尺」「覆鉢高サ四尺指渡シ四尺五寸」「壇[]ヨリ玉マテ惣高サ二十四丈」と記す。サイズからみて、和装本の一部分で右半分が切断されたものであろう。作成年代は、江戸後期で、下限は安政6年であろうか。
注記
和漢古書につき記述対象資料毎に書誌レコード作成
色調: モノクロ
請求記号
T-1-29
資料ID
556006965
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
寺院