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2023-12-05
07:09 集計
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アイテム情報
絵図名
大和國生駒郡平群村元山上鳴川山千光寺境内及行場眞圖
絵図名ヨミ
ヤマトノクニ イコマグン ヘグリムラ モトサンジョウ ナルカワサン センコウジ ケイダイ オヨビ ギョウバ シンズ
絵図別名
大和国生駒郡平群村元山上鳴川山千光寺境内及行場真図 / 大和鳴川山千光寺之圖 / 大和鳴川山千光寺之図
著者
晴雲斎, 竹山
刊年
1---
出版者
[出版者不明]
出版地
[出版地不明]
出版日付
[明治期]
形状
1舗 ; 30×42cm (折りたたみ15×11cm)
解題・関連資料等
晴雲斎竹山の画になる千光寺境内及び行場図。千光寺は鳴川峠近くの山中に所在する真言宗醍醐派の寺院。役小角が大峰山を開く前にこの地で修業したと伝え、元山上とよばれる。本図略縁起によれば、天智天皇の時、役小角が宇佐八幡宮と生駒明神の神勅により、この山に入り霊感を得、小堂を営み巖上に出現した千手観音を刻んで安置したという。境内には元仁2年の(1225)梵鐘があるほか、鎌倉時代前期の石造宝塔、同後期の十三重石塔などの石造がある。本図は境内だけでなく、鳴川村渓谷付近の磨崖仏が描かれ、ここから尾根伝いの道に「三十八社」「平等石」「大黒石」「一本松」「蟻戸渡」「蛙石」「蛇腹石」と記し、道を登る人物が描かれている。また「行者堂」「懺悔石」等も見え、千光寺周辺の行場も細かく描いた絵図である。石版と思われる本図は、明治20年代の他の寺社絵図の表現とよく似ており、外国人を対象として英語のタイトルも付けるなど、時代の二ーズにも敏感に対応している。
注記
題簽「大和鳴川山千光寺之圖」全
「略縁起」あり
モノクロ
請求記号
T-1-25
資料ID
556006961
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
寺院