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(
2023-12-05
08:19 集計
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アイテム情報
絵図名
南都西京薬師寺古伽藍圖
絵図名ヨミ
ナント サイキョウ ヤクシジ コガラン ズ
絵図別名
南都西京薬師寺古伽藍図
刊年
1---
出版者
[出版者不明]
出版地
[出版地不明]
出版日付
[江戸後期]
形状
1枚 ; 34×48cm
解題・関連資料等
薬師寺は秋篠川の西、大池の東、平城右京 六条二坊の位置にある。 「
薬師寺縁起
」には、藤原京から平城京に移ったのは養老2年(718)とする。 天長7年(830)には、国家安穏と天皇の延命息災を祈願する最勝会が始まり、七大寺・十大寺・十五大寺のいずれにも入る重要な寺であった。 しかし、享禄元年(1528)に金堂・講堂・西塔が兵火で焼け、天文8年(1539)の台風によって諸堂が破損、修理は行われたが、 慶長元年(1596)の地震によって薬師寺八幡宮廊・西院堂・東西両門などが倒壊。 延宝年間(1673~80)の「伽藍寺中并阿弥陀山之図」には、「南大門」「金堂」「鐘楼」「文殊堂」「東塔」「東禅院堂」が見えるのみである (『
奈良六大寺大観 薬師寺全
』)。 この伽藍図には、開版当時に存在する諸堂に◯印をつけ、古伽藍と区別し、「こたひ往昔の壮麗を知らさんがために古伽藍の図を模して世に弘むるものなり」と記す。 人物描写や由緒書の文章から江戸期のものと見られ、「南都薬師寺藏版」とあるので薬師寺が版元であることが分かる。発掘調査に基づく伽藍復元図とは異なっているが、 往時の姿を広く知らせることを目的に伽藍復元想像図を木版で頒布していたのであろう。
注記
和漢古書につき記述対象資料毎に書誌レコード作成
内題「南都西京藥師寺古伽藍圖」
左端下方に「南都/藥師寺藏板」とあり
モノクロ
請求記号
T-1-23
資料ID
556006959
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
寺院