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2023-12-05
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アイテム情報
絵図名
和州當麻寺伽藍之繪圗靣
絵図名ヨミ
ワシュウ タイマデラ ガラン ノ エズメン
絵図別名
和州當麻寺伽藍之絵図面
著者
八田, 金彦
刊年
1---
出版者
[出版者不明]
出版地
[出版地不明]
出版日付
[江戸後期(文政以降)]
形状
1枚 ; 35×47cm
解題・関連資料等
当麻寺は二上山東南麓に所在。背後に標高214mの丸子山(麻呂子山)がある。高野山真言宗・浄土宗兼帶。中将姫伝説と当麻曼荼羅で知られる。 創建は当麻曼荼羅縁起・当麻寺縁起によると、天武天皇9年に着工し、同13年に完成した。しかし、その前身は、万法藏院禅林寺といい、 聖徳太子の弟麻呂子親王が二上山の西に草創した寺で、親王の孫にあたる当麻真人国見が現在地に移したという。 鎌倉時代には『元亨釈書』や『古今著聞集』を通して当麻曼荼羅の説話が広く流布し、曼荼羅堂を中心に浄土の霊場として尊崇されるようになった。 この絵図は右上に「二上山」左上に「麻呂子山」を配置し、その下に「本堂」(曼荼羅堂)「金堂」「講堂」「本願所」「西塔」「東塔」や諸院諸坊などが描かれている。 江戸時代の寺内の子院は真言宗系と浄土宗系に別れていたが、「真言方本願所蔵版」とあるので、真言方の絵図であることが分かる。 現在、奥の院に文政元年(1818)の銘の入った名号石があるが、図中にもこの名号石が見られるので文政以降の作成であろう。
[参考資料]
和州二上山冨麻寺伽藍繪和州二上山冨麻寺伽藍繪圖
[T-1-55]
和州當麻寺伽藍之繪圗靣
[浄土方本願所蔵版] [T-1-17]
和州當麻寺伽藍之繪圗靣
[真言方本願所蔵版] [T-1-18]
師錬撰 「元亨釈書, 30巻」 (1748)
[橘成季編著] 「古今著聞集, 20巻」 (1690)
注記
和漢古書につき記述対象資料毎に書誌レコード作成
真言方本願所蔵版
モノクロ
請求記号
T-1-18
資料ID
556006954
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
寺院