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2023-12-05
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アイテム情報
絵図名
[二月堂お水とり絵図]
絵図名ヨミ
ニガツドウ オミズトリ エズ
刊年
1---
出版者
[出版者不明]
出版地
[出版地不明]
出版日付
[江戸後期]
形状
1枚 ; 28×40cm
解題・関連資料等
二月堂は大仏殿の東北の山腹にあり、寛文7年(1667)に焼失する以前は奈良時代の建築であったという。東大寺では天平勝宝4年(752)から十一面悔過の法会が行われ、その堂として早くより成立し、二月に行われるので二月堂とよばれるようになった。お水取りは二月堂の修二会の行事で12日の夜本尊に供える霊水を汲み上げる行事のからおこった名で、同じ日に練行衆が大松明を先導として上堂することからお松明ともよばれる。本絵図は、二月堂の下にある閼伽井の中の井戸に、練行衆のなかの咒師を先頭とする七人の練行衆が閼伽水(香水ともいう)を汲みに行くところと、階段と二月堂に大松明が描かれ、見どころが一枚の絵に収まっている。左上には「毎年二月朔日より十四日迄だつたんおこない大松明日本無双大法事霊験あらたなること諸人よく知る所也」と記されている。絵図には版元や刊年の記載はないが、丁髷姿の人物を描く。下段には、大坂照日講、大坂二月講、伏見戸帳講、東栄講、京都二月講などの幟が立っているので、講中を泊める宿屋が配布した施し版であろうか。
注記
モノクロ
請求記号
T-1-15
資料ID
556006951
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
寺院