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(
2023-12-01
03:17 集計
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アイテム情報
絵図名
大和國多武峯談山神社之圖
絵図名ヨミ
ヤマトノクニ トウノミネ タンザンジンジャ ノ ズ
絵図別名
大和国多武峯談山神社之図 / 談山神社之圖 : 大和國多武峯 / 談山神社之図 : 大和国多武峯
著者
速水, 春暁斎(-1823)
四方, 春翠 (1834-1896)
刊年
18--
出版者
[出版者不明]
出版地
[出版地不明]
出版日付
[明治10年前後]
形状
1枚 ; 38×51cm
解題・関連資料等
故速水春暁斎原画、四方春翠再画、龍玉堂彫刻による銅版の談山神社境内図。 春暁斎は、多くの絵本読本の作品があり、文政6年(1823)に57歳で没 (『
日本古典文学大辞典
』)。 春翠は黙山の号がある画家で、明治29年63歳で死去(西村貞著『
日本銅版画志
』)。 多武峯は藤原鎌足の遺骸を摂津国から移葬したことに始まり、多武峯妙楽寺として繁栄。 塔婆の信仰を中心とする妙楽寺と、木像を祀る聖霊院とが対立するようになったので、延長4年(9236)に惣社が設けられ、談山権現の勅号が与えられた。 構図は、寛政3年(1791)の『
大和名所図会
』を踏襲し、 左上に御破裂山を配しその麓に多武峯の境内を描く。神仏分離令に際して仏教色を除き、明治2年(1869)6月30日に談山神社となる。 旧聖霊院が「大職冠御神殿」とあり、速水春暁斎の原画にも同様に記すが、 「十三層塔」は「御神廟」、「護摩堂」は「祓殿」と記すので、談山神社になってからの変更であろう。 さらに二ノ鳥居前の橋の標柱に「別各官幣談山神社」とあるので、同7年(1874)12月22日以降の出版であることが分かる。 春翠の他の作品は明治初期までのものばかりなので、本図も同10年前後の出版であろう。
注記
和漢古書につき記述対象資料毎に書誌レコード作成
右下に「龍王堂刻」とあり
モノクロ
請求記号
T-1-5
資料ID
556006941
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
神社