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(
2023-12-05
08:17 集計
)
アイテム情報
絵図名
大和國信貴山繪圖
絵図名ヨミ
ヤマトノクニ シギサン エズ
絵図別名
大和国信貴山絵図
著者
佐々木,素香
刊年
1880
出版者
佐々木素香
出版地
大和国平群郡
出版日付
明治13[1880]
形状
1枚 ; 36.8×50cm
解題・関連資料等
明治13年に佐々木素香が著作・出版した木版墨刷りの信貴山寺境内図。 図中「めだけ」「夫だけ」と記す二つの山が信貴山の雄岳(437m)と雌岳(400m)で、この東南中腹に信貴山寺がある。 同寺は、信貴山朝護孫子寺歓喜院と号し、一般には信貴の毘沙門天、信貴の毘沙門さんと呼ばれる。 延喜年中(901~923)に命蓮が開いたと言われ、命蓮にまつわる物語を絵巻物にした「信貴山縁起絵巻」は有名。 図中には「本堂」「べんざいてん」「いしのみろく」「十三塔」「十三塚」「たほう塔」「かねつき堂」「御供所」「ならむき地蔵」「太子堂」「中興命連上人廟所」 「米尾山此所より福米出」などの記入がある。 平安時代の中頃には、山岳密教の寺・修験道の宿として栄えたという。中世には毘沙門天信仰が流布し、楠木正成や武田信玄の信仰も集めている。 堂舎は天正5年(1577)10月、松永久秀の信貴山城を織田信長の軍が攻略したとき、兵火にかかったので、慶長7年(1602)豊臣秀頼が復興。 昭和26年(1951)本堂が再び全焼。同33年に復興している。 図は、木版が摩耗しているせいか不鮮明な所もあるが、明治10年代の信貴山寺の様子を示している。
注記
色調:モノクロ
出版月擦れにより判読不能
請求記号
T-3-190
資料ID
556006743
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
寺院