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2023-12-02
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アイテム情報
絵図名
西國第七番大和國高市郡東光山岡寺之圖
絵図名ヨミ
サイゴク ダイシチバン ヤマトコク タカイチグン トウコウザンオカデラ ノ ズ
絵図別名
西国第七番大和国高市郡東光山岡寺之図
刊年
18--
出版者
[出版者不明]
出版地
[出版地不明]
出版日付
[明治10年代[18--]]
形状
1枚 ; 27×39cm
解題・関連資料等
木版一枚墨刷りの岡寺境内図。 落款の「米頓」は不詳だが、明治10年代の開版とみられる。 正式には東光山真珠院竜蓋寺というが、通称は岡寺。西国三十三所観音霊場の七番札所で、図中の由緒には、「天智天皇御願、開山義淵大僧正、天智二癸亥年建立」 「本尊如意輪観世音座像、御丈壱丈六尺、人身一生廿五度厄除ヶ之御誓願也」と記す。 この如意輪観音像は、日本最大の塑像で奈良時代の作といわれるが、後補の部分が多く、時代の推定には諸説がある(国重文)。 二月初午の日には、厄を転じるために岡寺へ詣でる参詣者で賑わう。境内には仁王門(国重文)や寛政5年(1793)に完成した本堂・方丈のほか、 開山上人護摩堂・歓喜天・役小角・ミロクノ窟・イナリ社毘沙門天・仏足石・ルリノ井・納札所・八大竜王・竜蓋池・三十三躰観音・茶所・鐘楼がみえる。 このうち、開山上人護摩堂とある開山堂は明治12年に多武峯から移築したもの (
角川日本地名大辞典
)。 また、仁王門の西には治田神社がみえ、治田神社の鳥居の前の家並みは、岡寺参詣の宿場町として栄えた岡の集落。 「西国名所図会」によれば、岡寺の南は多武峯、西に橘寺・壷坂道、北は伊勢街道なので、旅人の多くはここに宿泊するという。
注記
色調: モノクロ
請求記号
T-3-192
資料ID
556006741
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
絵図
寺院