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(
2023-02-05
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上位情報:
大和国山辺郡山添村井上家文書 /
アイテム情報
作成年
1849
文書名
取締印書 明暗寺 覚
作成・受取人
虚無僧本寺京大仏明暗寺出張所
和州山辺郡菅生村庄屋衆中・年寄衆中
形状・法量
状
文書群
大和国山辺郡山添村井上家文書
内容注記
原
注記
作成年月日:嘉永2年9月
江戸後期までは、虚無僧は各寺できちんと管理されて、虚無僧が個人単位で喜捨や止宿を求めることは禁止されていた。江戸時代後期になると、堕落した虚無僧や偽虚無僧が増え、その立場を悪用するものが出て、村々と頻繁に軋轢を起こした。そこで、虚無僧は、各村に予め届けている印鑑と同じ印鑑を押した身分証(許可証)の携帯を義務付けられた。
一方、虚無僧寺自体も「みかじめ料」を取る暴力団のような機関になり、文化年間以降は、本山の明暗寺に一定額の留場料を支払い、虚無僧が村に立ち入らぬよう監督させる留場制が一般化した。この文書は、明暗寺と村方の関係を窺がわせるものである。
請求記号
1-1-4
資料ID
557019642
所在
ふるさと貴重書庫
貸出区分
禁帯出
カテゴリ
古文書
001 大和国山辺郡山添村井上家文書